銅製品の接合でお困りではありませんか?

コールドプレートやバッキングプレートなど、大気雰囲気でTig溶接の品質が安定しずらい銅製品は、真空雰囲気で真空ロウ付けやEBW溶接をする必要があります。ただし、ワークが大きくなるにつれて大型の真空装置を保有しているところも少なくなり、加工先も限られてきます。

こういった課題を解決する為に、弊社では摩擦攪拌接合(FSW)設備を導入。ツールを開発すると同時に、これまで積み上げてきた機械加工の切削・治工具のノウハウを利用しながら試作品開発を完成させ、装置部品の加工として数多く採用されています。

摩擦攪拌接合とは

ツール(プローブ、ショルダー)を高速で回転させながら、材料と摩擦熱を利用した固相接合で、母材を溶接することなく、個体のまま加熱・軟化させ、さらに塑性変形を与えて接合する方法です。Friction Stirring Weldingの頭文字を取ってFSWと表記されることもあります。

摩擦攪拌接合のメリット

  • 大気雰囲気で、接合可能。
  • 接合部における強度低下が、溶融溶接にくらべ極小、場合によっては母材より高強度化される。
  • 接合部に、気孔や割れなどが発生しにくい。

摩擦攪拌接合のデメリット

  • 接合面同士のギャップの許容範囲が狭い。
  • 低融点金属(非鉄金属)以外には活用しづらい。